印堂 丈一郎の不可解な生活
不可解な敵
丈一郎が、お爺ちゃんに調息使いとして一応認められて一週間が過ぎていた。
「……」
朝。
私は丈一郎の出で立ちを見て閉口する。
革のツナギに、モトクロス競技用のプロテクターを身に付けた丈一郎。
「……何それ」
ジト目で見る私に、丈一郎は自信満々で答えるの。
「戦闘服っっっ!それは男の浪漫っっっ☆」
その☆何。
「俺もこれから調息使いとしてゾンビやグールと戦うからにはよぉおぉ、その覚悟の程ってもんを見せつけてやらにゃあよぉおぉおっ、この戦闘服はその覚悟のあらわれっっっ!」
「……あー朝の紅茶美味しー」
取り敢えず付き合っていられないので無視。
「……」
朝。
私は丈一郎の出で立ちを見て閉口する。
革のツナギに、モトクロス競技用のプロテクターを身に付けた丈一郎。
「……何それ」
ジト目で見る私に、丈一郎は自信満々で答えるの。
「戦闘服っっっ!それは男の浪漫っっっ☆」
その☆何。
「俺もこれから調息使いとしてゾンビやグールと戦うからにはよぉおぉ、その覚悟の程ってもんを見せつけてやらにゃあよぉおぉおっ、この戦闘服はその覚悟のあらわれっっっ!」
「……あー朝の紅茶美味しー」
取り敢えず付き合っていられないので無視。