印堂 丈一郎の不可解な生活
丈一郎の頭めがけて振り下ろされる鎖!

「そいつは残念♪」

彼はその鎖を、いとも容易く避ける。

あんなに速い速度で振り下ろされた鎖を。

並みの人なら訳も分からないうちに食らって頭を割られていた筈。

でも、これが調息使い。

呼吸法を鍛える事で心身共に鍛え上げられた調息使いは、常人以上の能力を発揮する。

叩き付けられた鎖をすかさず摑み。

「ヘイ化け物、起きて早々悪いが」

丈一郎は調息を練り、天使の力(テレズマ)を鎖に伝導させた!

「二度寝してもらうぜ!今度は永遠に目覚めねぇ二度寝をな!」

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