未来戦争
ズレた
不気味な夜から逃げるために、寝てるうちに横に跳ね除けてしまった布団にもぐりこむ。
あたたかな布団が、夜の冷たい空気にさらされていた体に気持ち良かった。

明日もまた学校。眠いまま行くのは避けたい。
なんとしてでも、もう一度眠りにつきたいところだ。
月の光を遮断した暗い布団の中で目をつぶる。
そういえば、母が居なくなった日も満月だったなあ…。
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