未来戦争

未来

目が覚めた。
水彩画のように澄んだ青い空が広がっていた。
あれから私はもとの体に戻れたのだろうか。
それより何故私は外で寝ているのだろう。

場所を確認するために上半身を起こす。
地面に私の上半身はなかった。元に戻れたみたいだ。

相変わらずの澄みきった空。周りには何もなくて全方向に地平線が見れる。
生まれから東京の大都会に住んでいた私には、初めて見る景色でとても魅力的。
自分が知らない場所にいるにも関わらず、この景色に見惚れてしまっていた。

見ているだけで心がスカッとする。
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