未来戦争

出会い

状況をまったくのみ込めておらず、プチパニックを起こして、無駄に頭を回転させて状況を整理しようとしている脳。
そんな脳で考える。
過去に来たこともなさそう…

「ちょっと!! あなたそこで何してるの!?」
声のした方を向くと、近未来的なスーツを着たお姉さんが走り寄ってきた。
逃げなくても大丈夫なのかと思ったが、今の私の脳では考える余裕はなかった。

「あなたそこで何してるの!?」
お姉さんはもう一度私に聞いた。
どこか焦っているか不思議なものを見るような感じだ。

「そのスーツはコスプレですか。」
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