Love Poison
O1
「つぐみー!」
すこし怒ったようすを声に含ませてやって来たのは、高瀬マリ(タカセマリ)。
たぶんあたしが唯一、心を許してる親友。
「あ、マリちゃーん」
「"マリちゃーん"、じゃないでしょもー!!!
あんたこれで何回目だとおもってんの!」
「うー…」
あたしは何も言い返せなくなってしまう。
そうなのだ。
あたしはきのうもマリの誘いをすっぽかして逃げた。
「だって合コンなんてあたしにはむりだよー!」
「まさかあんたまだ忘れられないの…?」
ため息をつきながらマリはつぶやいた。
すこし怒ったようすを声に含ませてやって来たのは、高瀬マリ(タカセマリ)。
たぶんあたしが唯一、心を許してる親友。
「あ、マリちゃーん」
「"マリちゃーん"、じゃないでしょもー!!!
あんたこれで何回目だとおもってんの!」
「うー…」
あたしは何も言い返せなくなってしまう。
そうなのだ。
あたしはきのうもマリの誘いをすっぽかして逃げた。
「だって合コンなんてあたしにはむりだよー!」
「まさかあんたまだ忘れられないの…?」
ため息をつきながらマリはつぶやいた。