女神の微笑み
事実、ついさきほどまでは母と共にいた。

そして寝ていた母のもとからそっと今、出てきたのだ。

「なんか最近なかなか会えなくなったね、高校の時なんか毎日会ってたのにさ、なんだかんだであの時が一番楽しかったな」

ユミが言った。

この一ヶ月、メールや電話のやり取りはあったがそれも以前ほどの数ではない。
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