女神の微笑み
下から溢れる愛液で、下着が濡れてくるのがわかる。やさしく触れていた拓也の手も次第に荒くなり、一気にアヤの衣服を脱がせた。豊かな乳房があらわになる。拓也がそのとがった先を指先で転がす。アヤの体は大きく反り返り、とまらない快感に、痙攣(けいれん)を繰り返した。
ふと隣に目をやると、ユミとさくらもまた、綺麗な裸身をあらわにし、マサヒロに身を任せていた。
拓也の手が、アヤの愛液流れるもっとも敏感な部分に伸びてきた。アヤはよがり声を上げ、反り返り、身もだえる。
もう、体が理性を失い、アヤは拓也に手をまわし、この世で一番の快感に、酔いしれていった…。



どれぐらいの時間が過ぎただろう。愛もないのに求めあい、快感だけを求めて同じことを繰り返し、ふと気がつくと時間だけがすぎていた。
閉め切ったカーテンの間から、朝の陽射しが見えている。ふと時計に目をやると、もう午前9時を過ぎていた。約10時間近く、求めあっていたのがわかる。
そんなことはありえないのだが、それもまた全て、麻薬による怖さである。
なんかひどく体が<だるい>。
服を着るのも、立ち上がる気さえおきない。それが、覚醒剤の反動であった。
「もう、帰っていいよ…」
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