俺たちの光があなただった~孤龍の隠れ家でのお話~
ある日、龍が入学してきた。
喋らない、龍。
どっかの強い族に入っていた、喧嘩が半端なく強い、こっちの頭に挨拶もしねぇで生意気なやつ。
理由は様々であっただろうが、その辺の一番強い族の総長に喧嘩を売られたところ。
一度も手を出さず、目つきで勝ってしまった。
だからといってその総長の座をとろうともせずに立ち去った彼のもとに、自然と人が集まった。
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