俺たちの光があなただった~孤龍の隠れ家でのお話~




「みいつけた」



「っひぃ!!」



そのまま、髪の毛から引きずられる。



「いやだ!!やめてよ!!やめて!!!」


決して助けは求めない。


来ないからだ。




「うっせーな!!!」




壁にどんっ!と打ち付けられる。



「黙らせてやるよ」



男の手がズボンに伸びて、抵抗する間もなくおろされる。



12月の冷たい空気がむき出しの足にささり、体はカタカタと震えだす。






< 2 / 13 >

この作品をシェア

pagetop