俺たちの光があなただった~孤龍の隠れ家でのお話~



「いっっ!!!!」



あまりの激痛に逃げようともがくと、彼は両腕を私の腰に回し、少し体を浮かせ、抱きしめるようにあたしの肩に頭を乗せた。



すぐに寒さを感じなくなる。



その優しさとは裏腹に、その腰の動きは激しさを増し。



耳元で彼の喘ぎ声が聞こえると、激痛のなかに快感を感じた。





涙を流しながら、あたしは彼に腕を回して抱きしめた。





< 5 / 13 >

この作品をシェア

pagetop