ずっと前から君が好き



コツコツコツ


地下に私の足音がテンポよく響く。


「‥‥‥!キャッ。」



いきなり、車からニュるっと出てきた手に


掴まれそのまま引き込まれる。



嫌だ!誘拐!?


でも入った車の中は、私の知ってる香り。


「な、社長!?」


「ホテルに向かう。ちなみに拒否権はない。」


は、はぃーー?


急にホテル?

えええ///。


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