Someday ~私がいた夏~
まだまだ子どもな私にとっては、
手をつなぐことも頭をなでられることも
肩を抱かれることも
「付き合っていない関係」に起こることだとは思えなくて、少し戸惑っていた。
だけど、「好き」って気持ちはどんどん増えていくばっかり。
バス停まで、ずっとつないだままの手を離したくなくて、
このまま時間が止まってくれたらいいのになって・・・真剣に心の中で思っていた。
「じゃあ、また連絡するよ。」
軽く手を上げて、微笑んだ康紀さんの笑顔を目に焼き付けて
バスの中で 私は一人泣いた。
手をつなぐことも頭をなでられることも
肩を抱かれることも
「付き合っていない関係」に起こることだとは思えなくて、少し戸惑っていた。
だけど、「好き」って気持ちはどんどん増えていくばっかり。
バス停まで、ずっとつないだままの手を離したくなくて、
このまま時間が止まってくれたらいいのになって・・・真剣に心の中で思っていた。
「じゃあ、また連絡するよ。」
軽く手を上げて、微笑んだ康紀さんの笑顔を目に焼き付けて
バスの中で 私は一人泣いた。