Someday ~私がいた夏~
夏休みが始まってしばらく経ったある日、葉月からの電話で目を覚ました。
「さくら おはよぉ~。今日も暇?」
「今日も!って・・・。暇ですけどね~。」
「あはは。でしょ? 今日さ、お昼からプール行かない?」
「プール?」
「うん。さっきね・・・愛ちゃんから電話かかってきて、ケーコと愛ちゃんでプール行こうと思うんだけど一緒にどう?って」
「そうなんだ。なんか懐かしい名前だなぁ。」
「うん、で・・・行くよね?」
「行くよ♪」
愛ちゃんは、私と同じように離れた街の女子高に行って、ケーコは、自宅から通える商業高校に行ってた。葉月は、地元の高校。
中学の頃、そこまで親しく付き合ってはいなかったけれど、4人がバラバラの高校へ通っていることもあり、懐かしさいっぱいで会ってみようと思った。
久々に入るプール
一瞬で私を子どもの頃へ戻してくれる。
きっと、みんなもそうだったはず。
子どもみたいにキャーキャー騒いで、水かけあって
ホント 時間が過ぎていくの・・・忘れてた。
どれくらいそうやって遊んでいたんだろう・・・。
私たちを真上から照らしていた太陽が
少しだけ動いていた。
「そろそろ・・・でよっか?」
愛ちゃんの一言で、みんながプールから上がる。地上に上がった瞬間の眠気を誘うだるい感じがちょっとだけ好きだったりするんだ。
更衣室でも、私たちのおしゃべりはとまらない。
みんな、「バイバイ」って言いたくなくて
そのまま、近くにあったスーパーでもぶらつこうって話になった。
「さくら おはよぉ~。今日も暇?」
「今日も!って・・・。暇ですけどね~。」
「あはは。でしょ? 今日さ、お昼からプール行かない?」
「プール?」
「うん。さっきね・・・愛ちゃんから電話かかってきて、ケーコと愛ちゃんでプール行こうと思うんだけど一緒にどう?って」
「そうなんだ。なんか懐かしい名前だなぁ。」
「うん、で・・・行くよね?」
「行くよ♪」
愛ちゃんは、私と同じように離れた街の女子高に行って、ケーコは、自宅から通える商業高校に行ってた。葉月は、地元の高校。
中学の頃、そこまで親しく付き合ってはいなかったけれど、4人がバラバラの高校へ通っていることもあり、懐かしさいっぱいで会ってみようと思った。
久々に入るプール
一瞬で私を子どもの頃へ戻してくれる。
きっと、みんなもそうだったはず。
子どもみたいにキャーキャー騒いで、水かけあって
ホント 時間が過ぎていくの・・・忘れてた。
どれくらいそうやって遊んでいたんだろう・・・。
私たちを真上から照らしていた太陽が
少しだけ動いていた。
「そろそろ・・・でよっか?」
愛ちゃんの一言で、みんながプールから上がる。地上に上がった瞬間の眠気を誘うだるい感じがちょっとだけ好きだったりするんだ。
更衣室でも、私たちのおしゃべりはとまらない。
みんな、「バイバイ」って言いたくなくて
そのまま、近くにあったスーパーでもぶらつこうって話になった。