神々の奇跡 〜アスラ〜
……
時間が何時間経ったんだろう
いや、もしくは全く経ってないのか
そんなことも分からないくらい、
まだぼんやりとしている。
さっきよりは回復したかな…
あれ?
さっきと地面の感触が違う、、
さっきは、
冷たくて固い所にいたはずなのに
今は、温かくて柔らかい感触が感じる。
…はっっ!!!!!!
僕は初めて、目を開けた。
あたりを見渡すと
…
休憩所(?)の中だった。
そして自分は、ベッドの上にいた
ベッドはフカフカだ
悪夢でもみたのかというくらい
すごい汗をかいていた
なんにもしないのはアレだから
とりあえず、ベッドを降り
近くにあった鏡を見てみた。
────え…
鏡の中で見たものは、
小学1年生くらいの背丈の男の子だった。
髪の色はピンクっぽい赤
もみあげ、触覚ではない髪が
胸らへんまであった。
えりあしは長いと言えば長い。
顔つきはそのまんま幼い小学1年生だった
初めて自分の姿を見た。
┌──────────┐
│僕が初めて知った事①│
│ 〜自分〜 │
└──────────┘
自分はこんな感じなのかぁー
って思いながら、
ほっぺを引っ張ってみた。
チャリン…
金属がぶつかるような音がした
よく見たら、
腕に金属のブレスレットを
自分はつけていた。
ブレスレットだけじゃなく
見たことのない、
宝石が埋め込まれたペンダント
不思議な模様が彫られたイヤーカフ
を自分はつけていた。
おお!これはすごい!
などと感嘆の声をあげていると
部屋にある木製のドアが開く音がした
キィイ
入ってきたのは、
自分より年上で、青色の髪の
少年だった。