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遠藤はあたしから離れると


「途中まで送るよ」

そう言って立ち上がった。


「あっうん」


あたしはテーブルの上にあったお茶を飲んで慌てて立ち上がった。



外に出るとさっきまでの夕日も沈んですっかり暗くなっていた。


あたしと遠藤は無言のまま歩いていた。

結局、遠藤はあたしが乗る駅まで送ってくれた。



「じゃあまた明日」


「うん」
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