弱気な俺の恋

俺は、言う

本当に忙しい日々だ

データ収集、会社の業務、もちろん学業

そして、今日はバンド活動！

「お口に合うか、分かりませんが…」

promiseとの合同練習日！
といっても、まだ新メンバーがいないから
一緒だけど
入りたいって奴はいるけど
週1の練習に来れないらしく
いまだに４人


「休憩しよ！ジャーン！！」

今日は、バレンタインデー！！

手作りチョコケーキ！！

ケ「すげぇ！！」
陽「見た目はな！」
結「陽太は、食うな！！」
俺「感動！！」
結「はい！お皿とフォーク！！」

丸いケーキが４等分されている

結「いっただきまぁーす！」

1番に食べ始めた

ケ「こーゆうの彼にも作るの？」

結「作らない」

陽「へ？彼氏いるの？」

結「いるようにみえる？」

陽「見えない」

結「でしょうよ！」


陽太が俺の所にきて小声で

陽「彼氏いないらしいですよ！？」

俺「いないことは、ないよ」

陽「えっ？もしかして？先輩？」

俺「違うよ
片想いしているんだ
彼氏に」

陽「それは、彼氏って言わないっすよ？」

俺「いいんだよ！細かいことは！！」



結のケーキは、甘さとほろ苦さが
絶妙のバランスで
とっても美味しかった


俺「俺が彼氏だったらなぁ」


すっげえ小せぇ声で言いました

誰にも聞こえなかった

心の底からの本音です