弱気な俺の恋
ぽつりぽつりと話てくれたんだ

彼と話をする機会があったのに

逃げてしまったこと



泣きまくる結の背中を撫でてやった



うまくいかないもんだなぁ



実家に帰ると言って、出て行った



1週間、結から連絡がなくて心配した



教授から、仕事電話があり、結も参加だと聞いた

帰ってきてるなら、飯に誘おうと電話した

『もしもし』

「もしもし!結、ご飯どう?」

『 今、四国なので…』

「 お遍路か?失恋か? 」

『は?バカですか? 実家です! 』

「 さみしいなら、添い寝しようか?
なんなら、迎えに行くけど?」

『 帰れますから、ご心配なく!』

「そっか…  愛してるよ!」

『 うるさい!バカ!』

「明日15時な?」

『はい!また明日!!』

「うん、また明日な!!」



よし、電話でも強気な発言が出来た!!




明日、会える




喜びに浸りながら、眠った




翌日は、仕事が遅くまであった

途中、彼から電話があったみたいだ


結の体調がきになったが


最後まで、やってくれた


彼と話せたという結が


とても幸せそうにしていた





それに、赤ちゃんが、動いたらしい



一日ずっと笑っていた



すごくホッとした




こんな笑顔、久しぶりにみたな…
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