弱気な俺の恋
笑っていてほしい!
結のところには、相変わらず女の子が来る

「どうして出て行かないの?」

「今、ムリなの!
出て行くし、気にしないで!
それより、体平気なの?
私がついていこうか?」

「え?何で?
……いやよ!あんたとなんか!!」

「あっそ…じゃあね!」
















「結、お前は大丈夫か?」

研究室に入ってきた、結の方に顔を向けた

「今ね、何でも耐えられる!
毎日、楽しくて、すっごく幸せなの!!」


にっこり笑う


「本当、太陽みたいだよな!結ってさ!」


「そうかな?どっちかっていうと雨女だよ!奏汰、台風だから、コンビだね!!」


「そっかぁ、結と一緒なら、嫌われ台風でも、いいなぁ!」

「2人で太陽になるんだよ!Dr.T!!」

「そうでしたね!!結さん!!」





俺達は、誰から好かれたい訳じゃないけど

俺は結の、結は彼の太陽になりたいんだ

繋がらない気持ちを諦めることが

出来ない




太陽のように笑って、大事な人を照らしたい!温かい光で守りたいだけ




だから、俺は嘘をついた




「結は、妹みたいだよな!」




「奏汰がお兄ちゃん?」





俺達は、くだらない話で盛り上がる

たくさん笑える




ずっと笑っていてほしい!
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