弱気な俺の恋
テレホンカードがなくなったらしく

しぶしぶ電話を切った


結が泣いてる理由なんて、彼以外にない


うまくいかなかったんだ













東京駅


「久しぶり!!」

「久しぶり!!」


痩せたな……


「どうする?まっすぐ帰る?」

「んー?sunrise行きたい」

「了解!!荷物貸して、持つから!」

「いいよ!!そういうの嫌なの!!」


そんなに怒りますか?


「女物のカバンを持つ奏汰キモイから!」


がぁーーーーーーーーん




「そんなに落ちこまなくても……」

「いや、大丈夫…
スーツケースなら、いいかな?」

「これ、引っ張るだけだから!」

「なら、俺が引っ張る!!」

「え!?なんでよ!?」

「いいから!!」


強引に結からスーツケースを奪い歩く


「奏汰!!」

「ん?」

「こっちだよ?」



格好つかないなぁ/////



「奏汰くらいだよ!あたしを女の子扱いするの…ふふっ ありがとう!!」


「どういたしまして…/////」



1時間ほどゆっくり話をして、家まで送った


「奏汰、ありがとう!!またね!」

「うん!またな!!」






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