弱気な俺の恋
翌日

Y大にデータ収集の日

緒方君から、少し話をしたいと言われた

どうしたのかな?なんか、相談かな?


「青葉君は、七瀬さんと付き合ってるんだよね?」

「え?付き合ってないけど…」

「まさかとは、思ったけど……
七瀬さんって、フリーなの?」

「話って、それ?」

「あ!俺、シェアハウスに住んでてさ
部屋が2つ空いてるから、七瀬さんと後輩を誘おうと思う!んで、七瀬さんの彼が青葉君だと思ってたから…
聞いておこうかなって」

「違うけど、いい話だからナナ喜ぶと思うよ!一応、忠告するけど間違っても、『俺と暮らそう』みたいなこと言わない方がいいよ?
目で半殺しになるから…」

「面白そう!!そう言ってみる!!
こんな探り入れたこと、七瀬さんに内緒で
お願いします!!」

「わかった」








帰って来てから、しばらく休んで通院した結が、久々に学校に来た


「奏汰、引っ越し決めた!!
あたし、シェアハウスに入る!!
Y大の緒方さんがね、空き部屋見に来いって言うから行ったの!!そしたらさ
AKANEがいて、びっくりしちゃった!
もうひとりも女の子で、スタイリストなんだって!!浩一君も一緒なんだけど…
とにかく!!お家がかわいいの!!」

「そう!?
引っ越しそば食べに行こうか?」


「うん!行こう!!よぉーたぁーー!!
青葉先輩が、そば食べに行こうってぇ!」


まだ、引っ越ししてないのに?


引っ越ししてからのつもりが、陽太つきで


3人でそばを食べる


まぁ いっか


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