弱気な俺の恋
「青葉先輩!!好きです!!」

「ごめん… 好きな子がいるんだ」

「ナナですか?」

「そうだよ」



今年に入って何人かに告白されている

なんで?


俺が、結を好きって知ってるのに?













promiseと合同練習の日





俺は、遅刻した

病院が混んでいて、薬を貰うのに時間がかかったからだ


「ごめん!!遅くなった!!……え?」



驚いたよ



陽太と結が掴み合いの喧嘩してて

皆が2人を止めていた


「2人ともどうしたの?喧嘩の原因は?」


俺が来たことで、2人が距離をとる



「陽太、ナナは女の子なんだから、掴むことないよね?」

「……すみません」

「ナナも」

「……すみません」

「で?何でこうなったの?」

皆は、わからないと首を振る


「ナナが「あたしが悪いの!!ごめんなさい!!」」


陽太が説明しようとしたけど、結が遮った

「ごめん… 帰る」

「ちゃんと話し合いなよ?」

「いいよ……悪いのは、あたしだから」

「ナナ!俺は、ナナが理由もなしにこんなことしないってわかってるつもりだよ?
言いたいことは、言わないと」

「今日、同じ班の子とナナが喧嘩して
それで、謝れって言ったんだ
そしたら、掴み合いになって……」

「そっか……陽太は、その喧嘩の理由きいたの?」

「え?……聞いてない」

「ナナ、教えて?」

「言いたくない」

「言わないと、陽太と仲直り出来なくなるよ?」

「先輩…今日、告白されたでしょ?」

「え?なんで!?え?そうだけど」

突然すぎて驚いた

「その子と喧嘩したの……あたしが
先輩といるから……ごめん…」

女の嫉妬というやつかな?


「あたし、いない方がいいよね……」

「ナナ!!」


結が飛び出して行った


「陽太を頼む!俺、ナナを追うから!!」


レントやケイにセージが不安な顔していた



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