訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】

驚く俺を他所に蒼汰は、軽く笑って背中を押した。

なんでアイツが行きそうな場所まで、分かるんだよ。

少し嫉妬するぞ。



「行ってくる」



背中を押された反動で腰が上がり、そのまま俺は走り出した。



「やれやれ。世話のかかる親友だねぇ」



そんな溜息交じりの呟きを、店を出る瞬間聞えた気がしたけれど

蒼汰なりのエールだと思って、俺たちの砂浜に向かった。


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