訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】

壊れ物を扱うように、優しく抱きしめる。

俺よりも小さくて小動物のように小刻みに震える身体。

愛しくて、守りたい存在。

もう手離したくない。



「湊叶さんッ」



瀬戸が、俺の背中に腕を回してギュッと抱きついてきた。

それに応えるように、俺も彼女の体を抱きしめかえす。

一番星がキラリと光る中、俺たちは暫く抱きしめ合っていた――。

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