訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】

「バカ……煽るなよ」

「湊叶さん。大好きです」



彼の背中に頬をすり寄せる。

すると諦めたかのような溜息が聞こえ、彼が振り向いた。



「手加減、出来ないかもしれないぞ」



振り向いた彼の目は、少し揺れていて

私を試すような、それでいて懇願するような視線を向けてくる。



「うん、いい」



そう言って、私から触れるだけのキスをした。

すぐに離すつもりだったけど、湊叶さんに後頭部を押さえつけられてしまい

離れられない。

彼のキスに応えようと夢中になっていると、いつの間にか押し倒されていた。



「本当に良いんだな?」


< 281 / 303 >

この作品をシェア

pagetop