訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】
「バカ……煽るなよ」
「湊叶さん。大好きです」
彼の背中に頬をすり寄せる。
すると諦めたかのような溜息が聞こえ、彼が振り向いた。
「手加減、出来ないかもしれないぞ」
振り向いた彼の目は、少し揺れていて
私を試すような、それでいて懇願するような視線を向けてくる。
「うん、いい」
そう言って、私から触れるだけのキスをした。
すぐに離すつもりだったけど、湊叶さんに後頭部を押さえつけられてしまい
離れられない。
彼のキスに応えようと夢中になっていると、いつの間にか押し倒されていた。
「本当に良いんだな?」