訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】
別に隠してたわけじゃないけれど、なんだか寂しいと思うのは
なんでだろう――。
二人の迷惑になるようなら、来ない方がいいのかな。
「ごめ――」
「あーもう、分かったよ」
ごめんなさい、もういいですって言おうとしたら
苛立ちを抑えるように、クシャクシャっと乱暴に頭を掻きむしる。
あーあ。鳥の巣頭が更にぐしゃぐしゃになっちゃった。
「いいんですか?」
恐る恐る言葉にしてみる。
これで、やっぱり駄目なんて言われたら
明日の学校いけないくらいダメージ負いそう。
「ああ。でも、絶対に無理はするな。いいな」
私の鼻先に人差し指を置き、ピンッと弾く。