訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】
「綺麗なのに、どうして隠しちゃうの?」
「……来週以降、バイト出来そうな日。紙に書いて蒼汰に渡しといてくれ」
階段の手前で立ち止まり、振り返らずにそう言うと
2階に上っていった。
怒らせちゃったかな。
でも、本当に綺麗な目だった。
青くてキラキラ澄んでて、まるで青空のよう。
「つばさちゃん、気にしないで。あれ、照れてるだけだから」
照れてるだけ?
本当にそれならいいんどけど、悪ふざけし過ぎたんなら
謝らないと。
だって年上だし、あれでも店長だもんね。
「あんな湊叶、久しぶりに見た。面白くなってきた~♪」
結構まじめに考えてる私の横では、蒼汰さんが嬉しそうに
クスクス喉を鳴らして笑っていた。