訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】

*―*―*


「み~なと。さっきはどうしたの。お前らしくないね」



トントンと軽い足取りで階段をあがってくる蒼汰。

夕方になり、薄暗くなった十畳の和室。

俺は電気を付けることなく、横に寝そべっていた。



「瀬戸は、帰ったのか?」



さっきは言い方が、キツくなってしまったかもしれない。

16の女の子に、何をやってんだか。

自責の念にかられながら、重い身体を起こし

近づいてきた蒼汰を、チラリと見て背をむける。



「うん、ついさっきね。湊叶を怒らせたかもって気にしてたよ」

「そうか……」



あぁ、やっぱり気にしてたか。

来週きた時に、謝るべきかな。

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