訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】
「マズったかなぁ」
誰に言うでもなく、声を漏らした。
そんな俺に、呆れたような溜息をこぼし近付いてくる蒼汰。
「あの子は純粋に、お前の目が見たかっただけだよ」
気が付いてたろ?と湊叶の座る座敷に背中合わせですわった。
まぁ、あんなに前髪いじってきてたし
気付かないなんて、余程の鈍感野郎だろ。
「ほい。つばさちゃんの希望シフト」
背中合わせのまま後ろから俺の首元に、差し出すメモ用紙。
そう言えば、書いて渡すように言ったんだった。
「……さんきゅ」
あいつ、どれだけ入るつもりなんだ?
ほんとに毎日とか書いてたら、流石に止めないとな。