訳アリ店長に”恋”しちゃいました♡【番外編追加】
「減るもんじゃ無いし、見せてあげれば?お前、昔はそんなんじゃ無かっただろ?」
なんて言う蒼汰の声は、右から左へBGMのように聞き流し
手元でつばさからのメモを広げた。
なんだ、コレ。似顔絵のつもりか?似てねーな。
”さっきはゴメンなさい。来週もよろしくお願いします”と言う言葉と一緒に
紙の一番下に書かれた、焦ったような顔。
お世辞にも、似てるとは言えない。
アイツ、絵下手なのな。
自然と笑みが零れる。
「なぁ、聞いてる?俺の話」
あぁ、と答えたものの聞こえてたのは最初だけ。
半分も耳に入ってこなかった。
「湊叶。なんで目を隠すんだ」