紅一点の最強美少女!!!
『毎日教室こないのが仇になったな?』
ニヤッと笑ったきょーセンに、私と陽と零からブーイングが飛ぶ。
そんなブーイングを物ともせず、黒板を指したきょーセンに、余計に私達のブーイングが大きくなる。
それもそのはずだよ!?
だって、勝手に文化祭の出し物決めてる上に、勝手に役職的なのが決まってるんだから。
『ホスト喫茶ですか』
あ、夏が敬語になってる。
って、そんな事はどうでも良いの!
『ホスト喫茶なら、私裏方が良いんだけど?』
『バーカ。もう決まってんだよ。
ここのみんなにも了承済みだし?』
大人気なくそう言って勝ち誇った笑みを浮かべるきょーセンを睨みつけるも、鉄のハートを持ったきょーセンには効かないらしい。
『ホスト喫茶だし?
杏を含めた麗華。お前らに稼いでもらうから』
『きょーセンの鬼…』