紅一点の最強美少女!!!
類は言葉足らずなんだよ、まったく。
『まー琉夏がどうなろうと俺には関係ないからいいけど。
とりあえず、お前ら席つけ』
『はーい』
るっちゃんがどうなってもいいんだ…なんて思ったことは秘密として。
素直にきょーセンの言うことを聞いて、自分の席に座る。
あ、席聞きたい?
私の席…と言うか、麗華が固まってるような場所は、窓側の1番後ろです。
……とか言いたかった…てか、1番後ろが良かった。
あまり教室いかないから関係ないけど。
でも、窓側1番前よりは1番後ろが良いよね?
私達麗華は、窓側よりで前列を占めてます。
私の左隣に将、右隣に類で前は黒板。因みに後ろには夏がいる。
類の右隣に窓。
で、夏は双子に挟まれてる。
みたいな? こう考えてみたら、6人って微妙な数だよね。
『京先。ホストって、やっぱスーツ姿着んの?』
『そうだぜ? 髪もワックスでセットするし。
杏はウィッグ被ってもらうけど』