紅一点の最強美少女!!!
『久しぶりに今日、仕事があるの』
私の言葉に返したのは、聞いてきた零じゃなくて何故か将で。
凄く驚いたように目を見開いてるのは何でだろう?
『お前、仕事してんのかよ!?』
将の驚きの理由を知って、思わず呆気にとられてしまう。
イヤ、なんかもっと深刻な問題でもあったかと思ったんだよ? 私は。
それなのに聞いてきたのが、仕事してんのかよって…。
心配した私が馬鹿だったよ。
『してるけど…?』
『何してるのー?』
『僕も気になる!』
左腕に引っ付いてきた陽と、右腕に引っ付いている零の頭を撫でる。
髪の毛柔らかいんだよね、皆んな。
染めてるから痛んでるとか、そんな事全くないから羨ましい。
『ん〜…そんなに難しい事じゃないよ?
るっちゃんから依頼された所と喧嘩するとか…』
喧嘩するっていうか、潰すんだけどね。
まぁ、そこらへんは自主規制って事で。