僕は男だ‼
「なんだ先輩もいるんですか~(о´∀`о)。だからなんすね~」
は?何_____
「うぉっ?!美形!」
「めっちゃかっけー」
「隣の子かわいくない?!」
あぁ、時雨先輩はまれに珍しき美形男子だったな。
僕は時雨先輩の腕を引き下 、校舎の中に入った。
「あははは!!!!ノラ~早い___ようでおせー」
「うっさいなぁー!や...拓也」
あっ、そういえば先輩の腕を引っ張ってたんだった。
パッと離し、先輩に謝った。
「いや、引かれるのも悪くわない」
その時の先輩の顔は妙にキラキラしていた。
「ソリみたいな」
「僕はトナカイか?!」
やっぱりどこかおかしい。この先輩。
無口なんじゃなくて天然なんだ__。