僕は男だ‼



独りでそんなことを思っていると、肩を叩かれた。

「ふぉ、ふぉんな?!(おんな?)」
「のら」
あ、静麻先輩と蓮司先輩。

慌てて料理を飲み込み、先輩と向き合った。

「やぁ、先輩。よくわかりましたね?僕がここにいること!」


「ダンスの中、目立つからな。」
「あー、突っ立ってる奴だからっすか?」
「まぁな。」
静麻先輩は前よりも話せるようになりました‼


「なぁ...」
「あ、はい」
蓮司先輩は....このとおり...

「それうまそ」
「あー、いります?」
「ん」
不思議子かつ無口だ。

皿にあるお肉をフォークにさして、タレをつけてから蓮司先輩の口に運ぶ。


「はい。あーん」
「あー」
ホントこの先輩かぁわい!

「きゃーっ!」
「逆襲かっ!?」

女の子の叫びを聞き、ついつい突っ込んでしまった僕。
軽く静麻先輩が蓮司先輩の隣で吹いた。



「うるさいなぁ」
なんなのまじで。





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