僕は男だ‼
「あーんよ!あーん!」
「きゃぁ!かわいいわぁ!あの子!」
「蓮司さまデレタ!きゃー!」
「ご飯何倍もいける!」
あのぉ~
こっち見ないでいいんで、パートナーの男の子と踊ってあげなよ?
泣いてるよー?
「のら」
「ん?」
モグモグと頬張る蓮司先輩の横目に、静麻静麻先輩を見る。
「乃化しらねぇ?」
えっ!....見てないっすねー
「最初乃化先輩といてたんすけど、用事があるっていってどっか行きました。
だから、知らないっす」
「わかった」
しっかし、静麻先輩カッコいいなぁ~。
憧れる!
僕は、静麻先輩をじっと見つめていたらしく、居心地悪くなったのか、先輩は蓮司先輩の後ろに隠れた。