ヴァンパイヤが総長に恋をした
カインが私の家に来てから、1ヶ月。
まだ、具合はよくならないらしい
たまぁに、夜うなされている声をよく聞く
今も、聞こえる。
私は、ベッドからおり、お茶を飲もうとリビングに行った
「はぁ…」
ガチャ
「…サユリ。起きてたのか?」
「あ、カイン。うん。
カインも起きてたの?」
「目が覚めた」
見ただけでもわかる。どんなに、苦しかったか。
カインの服には汗がビッショリとついている
「お茶、飲む?」
「…頼む」
「うん」
自分が、飲んでいるコップを机におき、
カインに冷え冷えのお茶をだした
「…サユリ」
「ん??」