ヴァンパイヤが総長に恋をした




お父さんは、お母さんとおんなじ紫と黒の王子みたいな服を着ていた





「ねぇねぇ!人間の姿の時の髪の色はなになに??」

『えっと、、金髪』

「私譲りだぁ~♪」





元気なお母さんだな



そうか、私、今銀髪だもんね





〔奥様。旦那様。アクア様。準備が整いました〕

「あっ!ありがとう~♪
今行くわっ!」





ここでも、奥様か…。

お母さんはみんな、奥様なのかな?

旦那様って、お父さんのことだよね?


私は様なんかいらないのに





「行きましょ♪」

『うん!』





街側の部屋に向かいそこのベランダに出た




ガヤガヤ




す、すごい。こんなにヴァンパイヤがいる…





「驚いたか?人間界にはあまりいないヴァンパイヤが、ここにこんなにいるんだ」

『…うん』





ほんとうに、多い。


空を飛んで待ってるヴァンパイヤもいるし、

小さい子供が空中で鬼ごっこをしている

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