ヴァンパイヤが総長に恋をした


〔王と王女が来たぞぉ!!!!〕

〔〔〔ワァァァァ!!!!!!!〕〕〕






す、すご…


少しすると、その声が消えて、お父さんとお母さんの声がした






「今宵、パーティーに参加してくださり、ありがとうございます」

「今日のパーティーは、私達の娘が、無事、人間界から帰ってきたお祝いよ!

今日の、主役、娘の紹介します」





え?!!わ、私?!

こんな、多いところで話すの?


あれ…?いつもは怖いのに、今は、全然怖くない






『アクアです。よろしくお願いします!』





ニコッと微笑み言うと、また、歓声が上がった





「さぁ!」

「「パーティーの始まりだ(よ)!!!」」





歓声に混じり、ガラスのぶつかる音が響いた





〔姫様!姫様!〕

〔これ!あげます!!〕

『え?』






また5歳ぐらいの男の子と女の子が

花をくれた


見たことのない花だ





〔この花はね!〕

〔水月花!水があって、月の光がいっっぱーい!当たる場所にしか咲いてない、
ここの界国にしかない花なんだよ!!〕





水月花…。きれいな花






『ありがとう。この花、気に入った♪』


〔本当?!〕

〔よかった!今日は楽しんでね!!〕

『うん!』

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