ヴァンパイヤが総長に恋をした


水月花か。


水のように半透明で、赤い。


綺麗だな…





「水月花の花か」

「いつみても綺麗ね」

『うん』





本当に綺麗な花

部屋に飾っておこう






「はい。私達め乾杯しましょ?」






ニコッとお母さんが私とお父さんに
赤い液体がはいった、グラスを渡してきた





「んじゃ、乾杯!!」






カキンッ



あれ?なんか、いつもよりも美味しい?

それに、どこかで…






「おい、これ。人間の血じゃねーの?」

「あら、本当」






人間の血?

これが?






「ごめんなさい。使用人が
いつもの血を出したみたい…」

「言ってなかった俺達も悪いな。
アクア、体は大丈夫か?」

『全然平気だけど??』

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