ヴァンパイヤが総長に恋をした
てか、知ってたんだ。みんなのこと
「あ、君が柴田飛鳥?」
「柴田飛鳥?」
「見つけたってことは、そうなんでしょうね」
「チッ」
疾風さん。舌打ちばっかりしてると
火がでるよ
「先着って、炎龍のみなさんだったの?」
『う、うん』
「どういう関係?」
なんで、のんなこと知りたがるんだろ
なんか、怪しい
「お前が柴田飛鳥か。俺のに近づくんじゃねぇ」
疾風さんが私の腕をひいて、自分のほうにひきよせた
ドキッ
あぁ。もう。また、この感じ。
「チッ。これじゃ、近づけねぇ…」ボソッ
え…?今、柴田君、なんて…?
「んなのいいだろ。俺のに近づくなっつってんだ。
わかったらここから去れ」
「はいは~い。じゃっ!また教室でね~」
もう、あいたくないよ。