ヴァンパイヤが総長に恋をした
『お、大きい』
「フフっ。
入ったら、挨拶よ?
私を見て、その通りにね」
『はい!』
お母さんと一緒に会場に入ると、
あり得ないほどの豪華な料理と、
綺麗なドレスを着た女性や、
スーツをピシッと着た男の人がグラスを持って話していた
〔あ、これはこれは。和美組の奥様。
本日は、パーティーに呼んでくださりありがとうございました〕
「いえいえ。こちらも、来てくれて嬉しいですよ。
こちらが、今日、15歳を向かえる、優良です」
『あっ。ゆ、優良です』
ペコリと頭を下げる
〔こんばんは。中河です。
今夜はおめでとうございます〕
『い、いえ。ありがとうございます』
それから、いろいろな人に挨拶をして、
終ると同時に、お母さんに許可をとり、美野子さんが言っていた噴水のところを探す
『あ、あった。水の匂いがしたから、やっぱりここだったんだ』
噴水があった場所は、
赤いバラの花が回りに、綺麗に咲いているとこだった