ヴァンパイヤが総長に恋をした
噴水に座り、カバンからパックを出し、ストローをさして、チューと飲む
綺麗な星空だなぁ…。
『朝は青空で、夜は星空なんだ…。
覚えておこう』
星空を見ながら、血液を飲んでいると、声が聞こえてきた
数人の声。
「疾風~。今日の主役はどこなのさー?」
「たしか、アメリカから今日、帰ってきたんだっけー?」
「会ってみたいですね」
「俺もどこいったか知らねぇよ。
気づいたら会場にいなかったんだ」
疾風?あぁ、疾風さんね。
「あ、金髪少女?」
「もしかして、あの人?」
「長くて、綺麗な金髪ですね」
「ここにいたのか」
うわ…。もうヤダ。
人間が四人。クラクラしてくるよ
でも、血液飲んでるから大丈夫
『…こんばんは』
「「こんばんわ♪」」
「こんばんわ」
息がピッタリで、二人とも茶髪で可愛い顔男の子が二人と
メガネをかけた黒髪に赤のメッシュの敬語君が一人