ヴァンパイヤが総長に恋をした
〔理彩様が、泣いて私達に言ってきたんですぅ〕
「ちっ。理彩のやつ…。
優良は昨日、俺とずっと一緒だったけど??
遊んでたし」
〔飛鳥様ぁ!こんな女なんて、庇わなくていおんですよぉ!〕
〔そうですよぉ!〕
そのしゃべり方、ほんとイラついてくる
「はぁぁ??だから、俺は昨日優良と、一緒に…〔飛鳥様の心が優しいのは知ってますがぁ!!〕〔こんなやつのことなんて、庇わなくていいんですよぉ!!!〕
二人に続き、教室にいる女子がそう叫び出す
もう、限界だわ
『てめぇら黙れよ。うるせぇ。耳いてぇんだよ』
「…ゆ、、優良?」
柴田君が驚くほど、私は殺気をだして、
女子を睨み付ける
〔ヒッ!!な、なによ!!〕
〔理彩様の事いじめて!!!〕
〔あんたが姫をやめちまえ!!!〕
うざい。殺したいぐらいに
『私が龍淵寺さんをいじめた?
バッカじゃないの?
ほんと、ウザイ。
私が、やめればいいの?
その代わり、消えてよ。
あんたら。
ウザイ。イライラがたまってくる。
なんなら、私が殺してあげようか』