ヴァンパイヤが総長に恋をした


「優良、殺すのは、ヴァンパイヤだけ」ボソッ

『…だって、ウザイから』ボソッ

「たえてたえて」

『…はぁぁぁぁ』





かたまって怯えている女子を無視して、自分の席について、頬杖をして外を眺める





「ごめんな。理彩があんなこと…」

『いや、いいよ。私、奴ら殺すことに専念するし。
人間がいると動きにくいし。
ちょうどいいかな』

「…そっか。気を付けてね?」

『うん』





いつ、ヴァンパイヤが来るかわからない
いつきても、殺せるようにしとかないと









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