ヴァンパイヤが総長に恋をした



___昼放課___





「優良!今日は、屋上じゃなくて、
中庭で食べようぜ!」

『うん。屋上いきたくないし、
いいよ』





龍淵寺さんは、授業が終わったら、真っ先に弁当を持って屋上に行ってしまった


もう、これから柴田君といようかな




女子が私を睨んでいるのに無視して、弁当を持って柴田君と中庭に行った






「あっ!ハンバーグもーらい♪」

『うわっ!!私な好物…。
なら、トマトも~らお♪』

「お、俺の好物…」





好物の取り合いだね





「ねぇ。俺も手伝うよ」

『え?なにが?』

「奴ら殺すの」





モグモグと私のハンバーグを


噛みながら、柴田君は言った





『でも…』

「しってる?契約しているヴァンパイヤは、武器があるんだよ」





え?!そんなの聞いてない…。





「刀だよ。でも、その刀は、ヴァンパイヤの心臓を斬らないと、ヴァンパイヤは死なないんだ。
だから、すこしの手助けにさなると思うよ」

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