ヴァンパイヤが総長に恋をした




『お父さん、諦めようよ』

「いや、でもなぁ…」

『どうせ、我が娘~ ってところから、気づいてると思うから』

「…俺としたことがっ…!!」




娘の事で頭いっぱいで…


なんて、ボソボソと呟いている




「親子、なの?」

「三代目、結婚してたんだぁ~」




人間界で、結婚式やってないみたいだよ



アクラシェア・ヴァン界国でやったらしい




「ねぇねぇ!君!名前何て言うの?」

「顔み~せてっ!」

『いや』



ベッドの下からフラフラと立ち上がり、


ベッドに潜り込む





ガラー



「カバンと薬持ってきた」




あ、次はきちんと飛鳥君だ

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