ヴァンパイヤが総長に恋をした



それって…




「そ。ヴァンパイヤの仕業。
死んだ人の首には、必ず2つの穴。
その穴からは、血がでていて、吸われた跡が。


生きている人たちは、自分も、いつ死ぬかわからない状態。

ヴァンパイヤが血を吸ってる。

もう、みんながしってるよ。世界中のみんなが」





じゃあ、今私がヴァンパイヤとばらせば、

みんなは、信じるかもしれない。





『でも、証拠がなければ、信じない』

「それはどうかなぁ?
もし、この血液をだれかか野菜ジュースだと間違えて、飲んだら、、
どうする?」

『そ、それっ!!』





ウリエルが持っているのは、野菜ジュースのパック。中には、血液が入っている


多分、カバンから持ってきたんだと思う





「あ~あ♪楽しみだなぁ♪
まさか、自分達の近くに、殺人鬼がいるなんて知ったら、どう思うんだろうね」





笑いながら、上からどき、立ち上がる


私も立ち上がり、ウリエルからはなれる




「そんなに僕が嫌いなの??
悲しいなぁ~」

『うるさい』

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