ヴァンパイヤが総長に恋をした



ヴァンパイヤは私の持ってる龍刃を見て、また、目を丸くする





〔アクア冷殺龍刃…様か…〕

『君みたいなヴァンパイヤも知ってるんだ』





てか、様って???




〔ここにこんなにも人がいるのに、
俺を殺す?〕

『殺す。それが、私の役目だから』





教室を見渡すと、女子を背中に隠しながら、

私をじっとみている炎龍が





『それに、もう結界がはってある。
だから、人間は死なない』

〔ちっ。めんどくさい天使だ〕





そんなに舌打ちばっかりしてると、

火がでるよ





『ねぇ。そこの勇気がある炎龍の4人』

「天使…。俺たちのことしってんのか?」

『そりゃぁ、知ってるよ。
てか、名前は天使じゃない。
アクア冷殺龍刃だ。アクアでいい。

その女つれて学校から素早くでろ』





結界をはってるからって、痛みはある

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