ヴァンパイヤが総長に恋をした



油断は禁物。




「やっほぉ~!」

「優良ちゃんに飛鳥に理彩ちゃ~ん!」

「さ、寒そうな格好してますね…」

「他のやつらカーディガンきてんのに、
寒くねぇの?」

『「「え??涼しいよ??」」』





後ろから、暖かそうな格好をした炎龍に揃って言った

私達からしては、暑そうだなぁ





「夏には弱いのに、冬には強いんだね!」

「僕達とは、正反対だね!」

「夏もあんまり好きじゃないですけど」

「季節が正反対だよな」




確かに。夏は地獄。冬ほ天国。


人間は私達が知らないことがいっぱいあって面白いな





「「面白いなぁ~」」

『やっぱり?』





二人もニコニコして炎龍を見ている


おんなじこと、考えてるんだなぁ




「あ!!雪だ!!」

「ほんとだ!!」

「やっぱり、ふってきましたね」

「あー、さみぃ…」




雪…。本当だ。始めてみた…




『これが、雪か…』

「あれ?優良、見たことないの?」

『うん。外にでて、初めての冬。
雪って、白くてすぐ溶けるんだね』


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